地域と、人と、暮らしと、共に奏でるフィールドを

農業を中心とした農山村の生活の中には、本来日本人の大切にしてきた文化や人の営みが息づいていて、埋もれている魅力がたくさんあります。
しかし、個人や地域の力だけではその魅力を多くの人に気づいてもらうことがなかなかできません。
また、こうした地域は過疎化・高齢化が叫ばれて続けて久しく、耕作放棄地をはじめとした様々な課題を抱えており、これらの課題の解決も急がれます。

私たちは、農山村の魅力を伝えながら地域の課題を解決するために、農業イベントや農に関する研修、農作物の受注生産などの農業に関する事業を通じて様々な人に地域に入り込んでもらい、共に学び・考え・行動する場所=フィールドを作りたいと考え、その思いを「harmonic field(ハーモニックフィールド)」という社名に込めました。

自分たちの力だけでは農山村を良くしていくことはできません。多くの人たちの力をお借りすることが必要です。
このフィールドで、共に農村と農業のみらいを奏でていく仲間を増やしていくことが、私たちの切なる願いです。

三原市大和町というフィールド

私たちの活動の中心になるのは広島県三原市大和町という町です。広島空港から県道49号、通称「広島中央フライトロード」で約15分という立地にありながら、「日本の原風景」が広がる自然豊かな農村です。
春には湖畔の桜と花火が白竜湖を彩り、夏には桃や梨など季節の果実を堪能できる。秋には黄金の稲穂が一面に広がり、冬は雪に覆われた銀世界が広がる。そんな四季折々の表情を楽しむことができる大和町で自社の農地を運営しながら、農作物の生産だけではなく豊富な地域資源を通じた繋がりを産むための事業を進めて行っています。

会社概要

名称株式会社harmonic field
所在地〒729-1321 広島県三原市大和町和木2163番地7
設立2023(令和5)年 6月 16日
代表取締役髙石 恭平
資本金50万円
事業内容・耕作放棄地を活用した農産物の生産・販売(受注生産も含む)
・農業および地域資源体験イベント事業
・自然フィールドを活用した研修事業
問い合わせ先問い合わせフォームよりご連絡ください

代表プロフィール

代表取締役 髙石 恭平

略歴

北海道出身。北海道大学公共政策大学院修了。
地方創生のキーワードの一つは第1次産業であると考え、農林中央金庫に入庫し、農林水の第1次産業者への融資、系統組織の再編・指導業務に従事。
第1次産業者への密接な支援を志し、北海道の農業者特化の会計事務所オーレンスグループに移り、農業コンサルティング部門の立上げに従事。農業者への個別コンサルティング(経営戦略および事業計画策定・組織体制整備・人事制度構築・6次産業化・事業承継等)、地方自治体と連携した農業者支援・農業振興を実施。5先以上の自治体との連携・50件以上の農業者への支援・500人以上の農業関係者への講演・研修を行ってきた。
第1次産業を核とした地方での事業形成を行うべく、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)の現地常駐担当として、愛媛県愛南町で水産加工会社の立上げプロジェクトに参画。品質管理・加工オペレーションセット等を行い、コロナ禍で経営危機に陥った後はコスト見直し・資金繰り管理を徹底しつつ、大手CVS・外食・量販向けの販路開拓も実施した。町や漁協と連携してSDGsを意識した新商品開発も手がけた。2022年5月、みらい株式会社に入社し、第一次産業×地方創生を目指して活動 を実施中。
2023年6月、株式会社harmonic field設立。

事業実績(抜粋)

  • 宮城県 農業法人経営安定化ハンズオン支援業務
  • 北海道 担い手の経営継承推進業務
  • 北海道 農業法人等経営力向上支援事業(農業経営塾)
  • 青森県 集落営農法人設立等支援研修業務
  • 千葉県 アグリトップランナー育成強化事業
  • 愛媛県 6次産業化人材育成研修等事業
  • 柴田町(宮城県)葉坂土地利用調整推進事業業務
  • 平取町(北海道)法人経営農場調査委託業務

【研修講師】

  • 岐阜県『ぎふアグリチャレンジ支援センター』
    【担当テーマ】第三者継承の事例・注意点と支援の方向性
  • 青森県『あおもり集落営農ステップアップセミナー』
    【担当テーマ】集落営農の法人化による経営発展を考える
    トークセッションコーディネーター
  • 北海道『北海道農業トラクションリーダー養成講座』~加工・販売部門育成責任者育成コース
    【担当テーマ】決算書・キャッシュフロー・財務分析・ファイナンスなど